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【材料】キャリアLが一時S安、マイナンバー案件発注規模が想定下回り今期業績予想を大幅下方修正

キャリアL <日足> 「株探」多機能チャートより
 キャリアリンク<6070>が一時ストップ安の水準となる前営業日比500円安の1938円に売られ、年初来安値を更新した。前営業日の2日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表。売上高の見通しを623億6500万円から477億500万円(前期比9.2%減)、最終利益の見通しを47億9900万円から21億2200万円(同62.8%減)に引き下げた。大幅な下方修正となったことを嫌気した売りが膨らんだ。

 上期(4~9月)において、受注を見込んでいたマイナンバー交付施策案件の発注規模が想定を大きく下回った。また、法改正対応案件については今期の業務開始が見込めなくなった。地方自治体の経済対策案件においても、一般競争入札案件の増加により、受注価格に低下圧力が掛かり、想定していた受注額に達しなかった。上期の業績が計画を下振れて着地したことなどを背景に、業績予想を見直した。

出所:MINKABU PRESS

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