【材料】ビルが決算受け大幅安 通期ガイダンスを下方修正=米国株個別
(NY時間10:51)
ビル<BILL> 63.12(-26.36 -29.46%)
クラウドベースで財務会計ソフトウェアを提供するビル<BILL>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は大幅安。ガイダンスを嫌気しており、通期の1株利益、売上高とも下方修正したほか、第2四半期についても、予想を下回る見通しを示した。
今回の決算を受けて複数のアナリストが投資判断を引き下げている。「今回のガイダンスの下方修正は顧客企業の支出の落ち込みと与信への慎重なアプローチを織り込んだもの。投資判断に引き下げについては、マクロ的な逆風が引き続き株価の短期的なパフォーマンスに影響を与えるとの見方を反映させた」としている。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.54ドル(予想:0.50ドル)
・売上高:3.05億ドル(予想:2.99億ドル)
(10-12月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.35~0.44ドル(予想:0.48ドル)
・売上高:2.93~3.03億ドル(予想:3.20億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.64~1.97ドル(従来:1.82~1.97ドル)(予想:1.93ドル)
・売上高:12.1~12.5億ドル(従来:12.9~13.1億ドル)(予想:13.0億ドル)
【企業概要】
米国内の中小企業向けに、財務処理の自動化を目的とするクラウドベースのソフトウェアを提供する。顧客企業は、請求書の作成と処理、承認の合理化、支払いの実行と受け取り、従業員の経費管理、会計システムとの同期、現金管理などを行うことが可能になる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ビル<BILL> 63.12(-26.36 -29.46%)
クラウドベースで財務会計ソフトウェアを提供するビル<BILL>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は大幅安。ガイダンスを嫌気しており、通期の1株利益、売上高とも下方修正したほか、第2四半期についても、予想を下回る見通しを示した。
今回の決算を受けて複数のアナリストが投資判断を引き下げている。「今回のガイダンスの下方修正は顧客企業の支出の落ち込みと与信への慎重なアプローチを織り込んだもの。投資判断に引き下げについては、マクロ的な逆風が引き続き株価の短期的なパフォーマンスに影響を与えるとの見方を反映させた」としている。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.54ドル(予想:0.50ドル)
・売上高:3.05億ドル(予想:2.99億ドル)
(10-12月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.35~0.44ドル(予想:0.48ドル)
・売上高:2.93~3.03億ドル(予想:3.20億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.64~1.97ドル(従来:1.82~1.97ドル)(予想:1.93ドル)
・売上高:12.1~12.5億ドル(従来:12.9~13.1億ドル)(予想:13.0億ドル)
【企業概要】
米国内の中小企業向けに、財務処理の自動化を目的とするクラウドベースのソフトウェアを提供する。顧客企業は、請求書の作成と処理、承認の合理化、支払いの実行と受け取り、従業員の経費管理、会計システムとの同期、現金管理などを行うことが可能になる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美