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【特集】「インバウンド」が10位にランクイン、関連銘柄の決算好調で<注目テーマ>

JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1  半導体
2  地方銀行
3  人工知能
4  JPX日経400
5  半導体製造装置
6  円高メリット
7  TOPIXコア30
8  中国関連
9  金利上昇メリット
10  インバウンド

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が10位にランクインしている。

 インバウンド関連株の決算が好調だ。空運・鉄道各社の4~9月期営業利益は10月30日発表のJR東海<9022>が前年同期比8割増となったほか、31日発表の日本航空<9201>が前年同期から黒字転換、ANAホールディングス<9202>が前年同期比4.1倍、JR東日本<9020>が同2.9倍、JR西日本<9021>が同3.1倍だった。JR東海とJR西日本、JALは決算発表と同時に通期上方修正も行っている。

 日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の訪日外客数は218万4300人となり、4カ月連続で200万人台超えを達成。コロナ禍前の2019年9月比では約96%まで回復した。円安を追い風にインバウンド消費の更なる活発化が見込まれるなか、関連銘柄には今後も中長期的な株価上昇が期待できそうだ。

 主な銘柄としては前述の空運株や鉄道株のほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>といった百貨店、資生堂<4911>などの化粧品、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>をはじめとするドラッグストアなどが挙げられる。このほか、日本空港ビルデング<9706>や寿スピリッツ<2222>、共立メンテナンス<9616>、ソースネクスト<4344>、HANATOUR JAPAN<6561>もマークしておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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