【市況】エコノミスト調査 米景気後退観測は後退も企業の事業環境が厳しさは増す
全米企業エコノミスト協会(NABE)がエコノミストを対象に実施した調査で、回答者の79%が今後1年以内に米国が景気後退(リセッション)に陥る可能性は50%以下だと回答した。景気後退入りの可能性が高いと考えているのは18%程度となっている。
一方、ここ数カ月間に売り上げが鈍化し、利益率が低下していると報告する企業は増加している。また、雇用が伸びているのではなく減少していると答えたエコノミストも増え、この3年間で初めてとなっている。
NABEのゼントナー会長は「調査結果は景気減速に伴い事業環境が厳しさを増していることを示唆している」と述べた。同調査は、足元で企業にとっての最大の課題は高金利だとも報告。
出所:MINKABU PRESS
一方、ここ数カ月間に売り上げが鈍化し、利益率が低下していると報告する企業は増加している。また、雇用が伸びているのではなく減少していると答えたエコノミストも増え、この3年間で初めてとなっている。
NABEのゼントナー会長は「調査結果は景気減速に伴い事業環境が厳しさを増していることを示唆している」と述べた。同調査は、足元で企業にとっての最大の課題は高金利だとも報告。
出所:MINKABU PRESS