日清粉G <日足> 「株探」多機能チャートより
日清製粉グループ本社<
2002>が全般地合い悪に抗して続伸、カイ気配スタートで4週間ぶりに1900円台を回復してきた。製粉で国内断トツのシェアを誇るが、製品価格の値上げ効果が発現し、足もとの業績は会社側の想定を大幅に上回って推移している。同社は前週末27日取引終了後に24年3月期通期の業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の260億円から300億円(前期は103億8100万円の赤字)に大幅増額した。前期の赤字から一転、過去最高益の大幅更新となる見通し。これを好感する形で投資資金が流入している。なお、好業績を背景に年間配当も従来計画に1円増配するなど株主還元も強化している。
出所:
MINKABU PRESS