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【材料】UPSが決算受け下落 労組との契約によるコスト増と荷物の需要減で通期見通し下方修正=米国株個別

(NY時間09:52)
UPS<UPS> 141.01(-5.92 -4.03%)

 貨物輸送のUPS<UPS>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、通期の売上高見通しを下方修正したことが嫌気されている。予想も下回った。新たな労働組合との契約によるコスト増と荷物の需要減を理由に下方修正した。これは8月に通期の営業利益率の見通しを11.8%に引き下げ、売上高見通しも引き下げたことに続くもの。

 第3四半期については、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。トメCEOは声明で「マクロ環境が世界的な需要にマイナスの影響を与えた一方、米国の労働契約は9月上旬に完全に批准され、労働交渉中に他社に迂回されてしまった配送量がわれわれのネットワークに戻り始めている」と述べた。

 UPSと労組のチームスターズとの新労働契約は、初年度に46%のコスト増が発生し、利益率を圧迫。ストライキが予定される僅か数日前に解決された夏の交渉は、一部顧客を競合他社に乗り換えさせ、1日の荷物量を120万個減少させた。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.57ドル(予想:1.52ドル)
・売上高:210.6億ドル(予想:215.1億ドル)
  米小包:136.6億ドル(予想:138.9億ドル)
  国際小包:42.7億ドル(予想:42.8億ドル)
  サプライチェーン:31.3億ドル(予想:34.2億ドル)
・1貨物当たり売上高:13.81ドル(予想:13.81ドル)

(通期見通し)
・売上高:913~923億ドル(従来:約930億ドル)(予想:928.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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