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【市況】東京株式(前引け)=163円安、売り一巡後は下げ幅縮小

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前日比163円78銭安の3万1266円84銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億2243万株、売買代金は1兆6912億円。値上がり銘柄数は618、値下がり銘柄数は978、変わらずは62銘柄だった。

 米長期金利上昇が嫌気されたほか、中東情勢の緊迫化による原油高が警戒され前日のNYダウは250ドル安と続落した。これを受け、日経平均株価は売り先行でスタートし、一時下げ幅は300円を超した。ただ、前日の急落に続く下げで、下値には値頃感からの買いも流入。売り一巡後は下げ幅は縮小した。機械や輸送用機器、銀行株が安い一方、医薬品や鉱業、紙パなどが値を上げて推移している。

 個別銘柄では、INPEX<1605>や三井物産<8031>が高く、第一三共<4568>が値を飛ばし、任天堂<7974>やオリエンタルランド<4661>がしっかり。半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、トヨタ自動車<7203>やファーストリテイリング<9983>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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