【材料】P&Gが決算受け上昇 販売数量の減少を値上げが相殺=米国株個別
(NY時間09:48)
P&G<PG> 150.99(+4.73 +3.23%)
P&G<PG>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びも予想を上回っている。通期のガイダンスでは1株利益および既存事業売上高の伸びの見通しを据え置いている。販売数量は減少したものの、値上げが事業を強化し、予想を上回る売上高と利益を計上した。
モーラーCEOは声明で「われわれは今年度の既存事業売上高と1株利益のガイダンスの上方修正に向けて順調に進んでいる」と述べた。
今回の決算は、インフレと景気の先行き不透明感が続く中で、消費者の消費意欲を裏付けるものであった。製品価格の7%の値上げが売上高を押し上げ、出荷数量の1%減を相殺した。
シュルテンCFOはインタビューで、「消費者は引き続きわれわれのブランドを選好しており、米国での数量シェアも伸びている」と語った。同CFOはまた、「引き続き労働インフレを見ている。市場での競争力を確保するためには賃上げが必要であり、われわれはそれを実行している」とも述べた。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益:1.83ドル(予想:1.72ドル)
・売上高:218.7億ドル(予想:216.2億ドル)
・既存事業売上高:7.0%増(予想:5.8%増)
ビューティー:+5.0%(予想:+6.5%)
グルーミング:+9.0%(予想:+6.9%)
ヘルスケア:+10.0%(予想:+4.9%)
ファブリック&ホームケア:+9.0%(予想:+6.4%)
ベビー・女性・ファミリーケア:+7.0%(予想:+6.6%)
・粗利益率:52.0%(予想:49.3%)
・既存事業販売数量:-1.0%(予想:-0.4%)
・FCF(調整後):44.0億ドル(予想:33.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:6.25~6.43ドルを維持
・既存事業売上高:4~5%増(予想:5%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
P&G<PG> 150.99(+4.73 +3.23%)
P&G<PG>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びも予想を上回っている。通期のガイダンスでは1株利益および既存事業売上高の伸びの見通しを据え置いている。販売数量は減少したものの、値上げが事業を強化し、予想を上回る売上高と利益を計上した。
モーラーCEOは声明で「われわれは今年度の既存事業売上高と1株利益のガイダンスの上方修正に向けて順調に進んでいる」と述べた。
今回の決算は、インフレと景気の先行き不透明感が続く中で、消費者の消費意欲を裏付けるものであった。製品価格の7%の値上げが売上高を押し上げ、出荷数量の1%減を相殺した。
シュルテンCFOはインタビューで、「消費者は引き続きわれわれのブランドを選好しており、米国での数量シェアも伸びている」と語った。同CFOはまた、「引き続き労働インフレを見ている。市場での競争力を確保するためには賃上げが必要であり、われわれはそれを実行している」とも述べた。
(7-9月・第1四半期)
・1株利益:1.83ドル(予想:1.72ドル)
・売上高:218.7億ドル(予想:216.2億ドル)
・既存事業売上高:7.0%増(予想:5.8%増)
ビューティー:+5.0%(予想:+6.5%)
グルーミング:+9.0%(予想:+6.9%)
ヘルスケア:+10.0%(予想:+4.9%)
ファブリック&ホームケア:+9.0%(予想:+6.4%)
ベビー・女性・ファミリーケア:+7.0%(予想:+6.6%)
・粗利益率:52.0%(予想:49.3%)
・既存事業販売数量:-1.0%(予想:-0.4%)
・FCF(調整後):44.0億ドル(予想:33.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:6.25~6.43ドルを維持
・既存事業売上高:4~5%増(予想:5%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美