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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ハピネット、ブロンコB、ホープ (17日大引け後 発表分)

ハピネット <日足> 「株探」多機能チャートより

 10月17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ハピネット <7552> [東証P]  ★上期経常を一転40%増益に上方修正・最高益更新へ
 ◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の32億円→49億円に53.1%上方修正。従来の8.4%減益予想から一転して40.2%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。玩具事業でBANDAI SPIRITSの「一番くじ」や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが引き続き好調に推移したことが寄与。ビデオゲーム事業でヒット商品があったことに加え、カプセル玩具市場の拡大でアミューズメント事業が伸長したことも収益を押し上げた。

 ブロンコB <3091> [東証P]  ★1-9月期(3Q累計)経常が52%増益で着地
 ◆23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比51.7%増の12.3億円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染症の5類移行による外出機会の増加が追い風となったほか、新メニュー追加なども奏功し、既存店の客数と売上高が増加したことが寄与。
  通期計画の13.5億円に対する進捗率は90.9%に達しており、業績上振れが期待される。

 電算 <3640> [東証S]  ★上期経常を一転黒字に上方修正
 ◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の2.9億円の赤字→0.9億円の黒字(前年同期は2.3億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。公共、産業分野ともに下期に売上予定だった案件が前倒しになったことに加え、受注も順調に推移したことが要因。また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金への対応を新たに受注したことも上振れに貢献した。

 ホープ <6195> [東証G]  ★上期経常を3.1倍上方修正
 ◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4600万円→1億4200万円に3.1倍上方修正。減益率が78.8%減→34.6%減に縮小する見通しとなった。広告事業における媒体の販売、ジチタイワークス事業におけるサービスの受注を想定より先行して行ったことが寄与。マーケティングコストなど営業費用の抑制や下期への時期ずれも上振れの要因となった。

 松屋R&D <7317> [東証G]  ★今期経常を20%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→8.4億円に20.0%上方修正。増益率が3.7%増→24.4%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。メディカルヘルスケア事業で血圧計腕帯を中心に想定より受注が増加するほか、セイフティシステム事業の受注も順調に推移し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

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