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【材料】農業総研は続伸で底値離脱の動き、23年8月期営業黒字化果たし今期も改善傾向続く

農業総研 <日足> 「株探」多機能チャートより
 農業総合研究所<3541>が続伸。朝方カイ気配スタートで大きく株価水準を切り上げ、300円近辺での底値もみ合い圏から離脱の動きをみせている。同社は産地直送野菜や果物の委託販売(直売)事業を手掛ける。業績はトップラインが拡大基調を続けているものの損益面では苦戦が続いていたが、足もと回復色をみせている。12日取引終了後に発表した23年8月期の営業損益は3600万円の黒字(前の期は1億2300万円の赤字)となった。また、続く24年8月期も営業利益が5000万~1億円を見込むなど改善傾向が続く見通しにある。株価は前週4日に306円の年初来安値をつけていたが、決算発表を受けて下値限界とみた投資資金の買いを誘導している。

出所:MINKABU PRESS

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