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【材料】米住宅市場の問題が株式の重荷になり始めているとの指摘も=米国株個別

 前日に8月の米新築住宅販売件数が発表されていたが、予想を下回り、5カ月ぶりの低水準となっていた。これを受けて一部のストラテジストからは、米住宅市場の問題が株式市場の重荷になり始めているとの指摘が出ている。「直近の米株式市場は年初からの好循環のミニサイクルを逆回転させ始めているが、われわれの見解では、住宅が極端に手頃でないことも今後、株式市場のセンチメントの重荷になり始めるだろう」と述べている。

 住宅ローン金利が7%を超える高水準で推移する中で、住宅保有者の住み替えが少なくなっており、米中古住宅市場は品薄状態が強まっている。そのような中で購入希望者は新築に目を向けているが、高水準のローン金利と価格高騰で購入希望者は次第に二の足を踏むようになっている。

*新築住宅販売件数(8月)26日23:00
結果 67.5万件
予想 70.5万件 前回 73.9万件(71.4万件から修正)
中間価格 43.03万ドル(43.66万ドル) 
平均価格 51.14万ドル(50.79万ドル)
在庫水準 7.8カ月分(7.0カ月分)
()は前回

(NY時間09:44)
KBホーム<KBH> 45.90(+0.43 +0.95%)
レナー<LEN> 113.38(+1.44 +1.29%)
DRホートン<DHI> 108.38(+0.92 +0.86%)
ホーム・デポ<HD> 303.27(+0.73 +0.24%)
ロウズ<LOW> 208.44(-0.10 -0.05%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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