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【材料】<動意株・26日>(前引け)=大光、キッズバイオ、fonfun

大光 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大光<3160>=急反騰し新高値。25日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を8億2000万円から13億5000万円(前期比77.1%増)へ、純利益を5億5000万円から9億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。中国による日本産水産物の輸入停止措置を受けて、中国向け輸出販売の見通しが不透明となったものの、外食産業を取り巻く環境の改善に伴い業務用食品の卸売業を行う外商事業や小売業を行うアミカ事業は順調に推移しており、売上高は従来予想の703億円(同8.4%増)を据え置いた。一方、食品価格の値上げに対応し販売価格への転嫁を進めるとともに、業務効率化による人件費の抑制や物流費などの経費抑制に取り組み、外商事業及びアミカ事業の収益性が向上していることが利益を押し上げるとしている。

 キッズウェル・バイオ<4584>=急速人気でストップ高。25日の取引終了後、持田製薬<4534>と共同開発を進めてきたがん治療領域のバイオ後続品(バイオシミラー)について、持田薬が25日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表。これを手掛かりに買われている。今回承認を取得した製品は、キッズバイオのバイオシミラー事業における4番目の上市製品になるという。

 fonfun<2323>=4日ぶり大幅反発で年初来高値更新。法人向けにスマートフォンでのパソコンメール対応を可能とするリモートメールを主力展開するが、ショートメールを活用した販促ツールにも傾注し収益に貢献している。25日取引終了後、26年3月期を最終年度とした新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」を策定したことを発表、26年3月期の数値目標として売上高20億円、EBITDA4億円を掲げており、これを材料視する買いを呼び込んだ。時価総額20億円と小型で上値の軽さが着目されているが、短期値幅取り狙いの資金が主体で値動きは荒くなっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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