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【材料】デジタル・オーシャン、アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げも株価は買戻し=米国株個別

 アナリストがスタートアップ企業や中小企業向けのソフトウエア開発を手掛けるデジタル・オーシャン<DOCN>の投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価も従来の47ドルから25ドルに引き下げた。

 「ユーザー1人当たりの平均売上高(ARPU)の成長率、および解約指標が短期的に悪化すると予想している」と指摘。同アナリストはまた、経営陣の交代を挙げ、「基調の減速とCEO交代は事業の軌道に逆風をもたらす」とも述べている。

 株価は取引開始直後こそ売りが先行したものの、一巡後は買い戻しが強まり、プラスに転じている。同社株は先月初めの決算発表を受けて、株価はすでに決算前の半値まで下落しており、これをきっかけにショートカバーや値ごろ感の買いが入っているものと思われる。

【企業概要】
 開発者・スタートアップ企業・中小企業向けに、クラウドコンピューティングを簡素化するオンデマンドのインフラとプラットフォームを提供する。Webやモバイルのアプリケーション・Webサイトのホスティング・eコマース・メディアやゲームなど、幅広いユースケースで利用されている。

(NY時間10:46)
デジタル・オーシャン<DOCN> 26.63(+0.05 +0.19%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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