市場ニュース

戻る
 

【材料】旭化成が反発、CO2と水からつくる樹脂原料の製造技術を実用化へと報じられる

旭化成 <日足> 「株探」多機能チャートより
 旭化成<3407>が反発している。26日付の日本経済新聞朝刊で「二酸化炭素(CO2)と水からつくる樹脂原料の製造技術を実用化する」と報じられたことが好材料視されている。

 記事によると、電気分解でCO2と水から車や家電に使う樹脂原料となる「エチレン」をつくるとしており、26年に国内でまず小型設備を入れるという。実用化すれば、石油を使わずに樹脂原料を製造できるようになるほか、再生可能エネルギー由来の電力で作れば樹脂製造時のCO2排出量も大きく減らすことができ、脱炭素に欠かせない新技術として注目されているようだ。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均