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【市況】株価指数先物【昼】 売り一巡後はショートカバーが優勢


 日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の3万1950円(+0.09%)前後で推移。寄り付きは3万1720円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1760円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。しかし、直後に付けた3万1690円を安値に買い戻され、中盤にかけて3万1900円を回復。その後は3万1900円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続するなか、終盤にかけて3万1960円まで買われた。

 日経平均株価は寄り付きを安値にリバウンドを見せており、中盤以降はプラス圏での推移を継続。アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P] 、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が指数の重荷となる一方で、ファーストリテイリング<9983>[東証P]、ダイキン<6367>[東証P]、キッコーマン<2801>[東証P]がけん引する格好となった。

 グローベックス米株先物は小幅ながらプラス圏で推移しているほか、反落で始まった香港ハンセン指数は上昇に転じてきた。日経225先物はボリンジャーバンドの-1σを下回って始まったが、中盤にかけての買い戻しにより、同バンドを上回っての推移を見せている。積極的にポジションを傾けてくる動きは期待しづらいものの、ショートカバーにより3万2000円を捉える展開が意識されそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.07倍と横ばいでの推移だった。

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