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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株先物横目に朝安後切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前営業日比106円28銭高の3万1962円99銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億7361万株、売買代金概算は1兆2049億円。値上がり銘柄数は1182、対して値下がり銘柄数は553、変わらずは99銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが続落したことを受け、朝方はリスク回避の売りが先行し日経平均株価は下値を試す展開となったが、寄り直後から押し目買い需要が活発で一貫して下げ渋る展開に。前場の取引前半の段階でプラス圏に切り返す動きをみせた。米株価指数先物が堅調な推移をみせ、アジア株市場も中国株は軟調ながら、香港株市場が頑強な値動きを示したこともあって投資家心理が改善した。なお、売買代金は1兆2000億円強と盛り上がりを欠いている。

 個別では川崎汽船<9107>など海運株が買い優勢、ダイキン工業<6367>が上昇した。キーエンス<6861>も高い。ファーストリテイリング<9983>がしっかり、JR東海<9022>も値を上げた。タツモ<6266>が急騰、ノーリツ鋼機<7744>、エンビプロ・ホールディングス<5698>が値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力株が安く、芝浦メカトロニクス<6590>は急落。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。ネクステージ<3186>が大幅安、IDOM<7599>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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