【材料】ズーム・ビデオが決算受け時間外で4%上昇=米国株個別
ズーム・ビデオ<ZM>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、売上高も予想を若干上回った。また、ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正した。
同社のサービスはかつて、爆発的な売上げを誇ったが、中心的なサービスでマイクロソフト<MSFT>などの主要ライバルからの挑戦を受けており、その停滞が懸念されていた。同社の成長を復活させる計画は人工知能(AI)の進歩に後押しされ、電話プラットフォーム、カスタマーサービスシステム、カレンダーアプリケーション、チャット機能などの大企業向けツールの拡大にかかっている。同社はAIの新興企業アンソロピック社に投資し、職場コミュニケーション・ツールのワークビボ社を買収すると発表している。
同社のステッケルベルグCFOは決算説明会の事前原稿で「売上高のガイダンス上方修正は法人需要に対する一貫した見解を反映した」と述べている。また、ビデオ以外の新サービスの牽引力についても言及。「ズーム・フォーンの年ベース売上高は約5億ドルに達し、コンタクトセンター・ツールの利用は500社を超えた」と言及している。
株価は時間外で4%上昇。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.34ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:11.4億ドル(予想:11.1億ドル)
・FCF:2.89億ドル(予想:2.59億ドル)
・法人会員:21万8100件(予想:21万9350件)
・過去12カ月の売上高が10万ドル以上:3672件(予想:3689件)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.07~1.09ドル(予想:1.03ドル)
・売上高:11.2億ドル(予想:11.2億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.63~4.67ドル(従来:4.25~4.31ドル)(予想:4.32ドル)
・売上高:44.9~45.0億ドル(従来:44.7~44.9億ドル)(予想:44.8億ドル)
(NY時間16:51)時間外
ズーム・ビデオ<ZM> 70.30(+3.03 +4.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のサービスはかつて、爆発的な売上げを誇ったが、中心的なサービスでマイクロソフト<MSFT>などの主要ライバルからの挑戦を受けており、その停滞が懸念されていた。同社の成長を復活させる計画は人工知能(AI)の進歩に後押しされ、電話プラットフォーム、カスタマーサービスシステム、カレンダーアプリケーション、チャット機能などの大企業向けツールの拡大にかかっている。同社はAIの新興企業アンソロピック社に投資し、職場コミュニケーション・ツールのワークビボ社を買収すると発表している。
同社のステッケルベルグCFOは決算説明会の事前原稿で「売上高のガイダンス上方修正は法人需要に対する一貫した見解を反映した」と述べている。また、ビデオ以外の新サービスの牽引力についても言及。「ズーム・フォーンの年ベース売上高は約5億ドルに達し、コンタクトセンター・ツールの利用は500社を超えた」と言及している。
株価は時間外で4%上昇。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.34ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:11.4億ドル(予想:11.1億ドル)
・FCF:2.89億ドル(予想:2.59億ドル)
・法人会員:21万8100件(予想:21万9350件)
・過去12カ月の売上高が10万ドル以上:3672件(予想:3689件)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.07~1.09ドル(予想:1.03ドル)
・売上高:11.2億ドル(予想:11.2億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.63~4.67ドル(従来:4.25~4.31ドル)(予想:4.32ドル)
・売上高:44.9~45.0億ドル(従来:44.7~44.9億ドル)(予想:44.8億ドル)
(NY時間16:51)時間外
ズーム・ビデオ<ZM> 70.30(+3.03 +4.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美