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【材料】トレードワークス---2Qは減収なるもソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業が大幅増収

Tワークス <日足> 「株探」多機能チャートより

トレードワークス<3997>は10日、2023年12月期第2四半期(23年1月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.1%減の16.06億円、営業損失は0.25億円(前年同期は3.00億円の利益)、経常損失は0.21億円(同3.06億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.16億円(同1.85億円の利益)となった。

金融ソリューション事業の売上高は前年同期比17.8%減の13.61億円となった。当四半期にリリース予定の一部案件が第3四半期への変更となったものの、前期から継続しているプロジェクト及び当四半期におけるプロジェクトは、インターネット取引システム開発のサービス提供が順調に推移した。

FXシステム事業の売上高は前年同期比4.5%減の0.78億円となった。同事業の主力商品「TRAdING STUDIO」のシステムサービスの提供が順調に推移した。

セキュリティ診断事業の売上高は前年同期比80.7%減の0.04億円となった。自社開発製品「SecuAlive」の新しい機能追加への取組みにより、当四半期での契約が遅延となった。

デジタルコマース事業の売上高は0.51億円となった。中期経営計画達成に向けた新しいサービスの取組みを図るために、人員の増強及び広告等を含めたインフラ設備の強化を進めた。

ソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業の売上高は前年同期比137.7%増の1.11億円となった。製造・生産管理システム、販売管理システム、営業支援システム等のコア事業に加え、金融ソリューション事業との協業による金融システム領域への取組みにより売上は堅調に推移した。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の35.00億円、営業利益が同6.7%増の3.40億円、経常利益が同3.8%増の3.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の2.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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