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【材料】甜菜糖が後場マイナスに転じる、第1四半期営業損益が赤字に転落

 日本甜菜製糖<2108>が後場マイナスに転じている。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業損益が3億1800万円の赤字(前年同期5億200万円の黒字)と赤字に転落したことが嫌気されている。

 砂糖の販売数量が回復傾向にあることや砂糖相場高騰に伴う販売価格の上昇により砂糖事業の売上高が伸長し、売上高は164億5500万円(前年同期比7.1%増)となったものの、ビート糖製造などの燃料在庫について棚卸資産評価損を売上原価に計上したことで営業損益は赤字を余儀なくされた。

 なお、24年3月期通期業績予想は、売上高700億円(前期比7.7%増)、営業利益16億円(同6.2%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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