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【市況】東京株式(前引け)=103円高、買い一巡後は伸び悩む

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前日比103円54銭高の3万2358円10銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億4320万株、売買代金は約1兆9565億円。値上がり銘柄数は1020、値下がり銘柄数は750、変わらずは63銘柄だった。

 日経平均株価は買い一巡後は伸び悩む展開。米利上げに対する警戒感が後退したことから前日のNYダウは407ドル高と4日ぶりに反発した。これを受け、東京市場も買い先行の動きとなり、日経平均株価は前日比で280円を超す上昇となる場面があった。しかし、日経平均株価が3万2500円を超えた水準では利益確定売りも膨らみ、前引けにかけて上昇幅を縮小させた。

 個別銘柄では、三菱重工業<7011>やダイキン工業<6367>が高く、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が堅調。決算発表を受けレーザーテック<6920>が高く、ソフトバンクグループ<9984>や三菱商事<8058>が値を上げた。半面、アドバンテスト<6857>やソシオネクスト<6526>が安く、トヨタ自動車<7203>や日本製鉄<5401>が軟調。任天堂<7974>や東京海上ホールディングス<8766>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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