【材料】アイカーン・エンタープライゼズが大幅安 四半期配当を半減=米国株個別
著名投資家のアイカーン氏率いる投資会社、アイカーン・エンタープライゼズ(IEP)<IEP>が大幅安。同社は決算を発表したが、四半期配当を従来の2ドルから1ドルに半減させた。
今年初めに空売りとして知られるヒンデンブルグ社がレポートで「市場は同社の価値を過大評価しており、配当支払いでは詐欺まがいの手法に頼っている」としたうえで、「同社の配当は持続不可能だ」と主張していた。
それに対してアイカーン氏は、今回の決算の投資家宛ての書簡の中で、「誤解を招くような勝手なレポートが最近の苦戦の原因だ」と非難しているが、同時に主張の1つでもあった、配当が持続不可能であることを証明してしまった格好となっている。アイカーン氏は、これまで通りに物言う株主に集中することでリセットすることを約束。
なお、同社の第2四半期の売上高は25億ドル、純損失は2億6900万ドルで、昨年2四半期の1億2800万ドルを上回った。
(NY時間09:50)
アイカーン・エンタープライゼズ<IEP> 23.36(-9.32 -28.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今年初めに空売りとして知られるヒンデンブルグ社がレポートで「市場は同社の価値を過大評価しており、配当支払いでは詐欺まがいの手法に頼っている」としたうえで、「同社の配当は持続不可能だ」と主張していた。
それに対してアイカーン氏は、今回の決算の投資家宛ての書簡の中で、「誤解を招くような勝手なレポートが最近の苦戦の原因だ」と非難しているが、同時に主張の1つでもあった、配当が持続不可能であることを証明してしまった格好となっている。アイカーン氏は、これまで通りに物言う株主に集中することでリセットすることを約束。
なお、同社の第2四半期の売上高は25億ドル、純損失は2億6900万ドルで、昨年2四半期の1億2800万ドルを上回った。
(NY時間09:50)
アイカーン・エンタープライゼズ<IEP> 23.36(-9.32 -28.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美