【材料】コカ・コーラが好調な決算発表 消費者が値上げを受け入れる ただ、株価は小幅に上下動=米国株個別
コカ・コーラ<KO>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。既存事業売上高の伸びも予想を上回っている。通期ガイダンスも公表し、既存事業売上高の伸びを上方修正した。消費者が値上げを受け入れていることが示された。
クインシーCEOは声明で「われわれはグローバルレベルでの柔軟性を維持しながら、ローカルレベルで効率的かつ効果的に業務を遂行している」と述べた。
アナリストは「値上げによって需要に影響が出ているかどうかが重要な問題だが、同社は引き続き、価格の非弾力性を示しており、消費者はプライベートブランドのコーラや飲料への代替シフトを望んでおらず、最近の値上げをほぼ受け入れている」と述べている。
株価は売り先行で始まったものの、動きが一巡すると買い戻しが出てプラスに転じている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:0.78ドル(予想:0.72ドル)
・売上高:119.7億ドル(予想:117.4億ドル)
・既存事業売上高:11%(予想:8.5%)
・ユニットケース販売数量:0%
・EBITDA(調整後):43.5億ドル(予想:40.0億ドル)
(通期見通し)
・既存事業売上高:8~9%(従来:7~8%)(予想:8.4%)
・1株利益:5~6%
(NY時間12:59)
コカ・コーラ<KO> 62.83(+0.58 +0.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
クインシーCEOは声明で「われわれはグローバルレベルでの柔軟性を維持しながら、ローカルレベルで効率的かつ効果的に業務を遂行している」と述べた。
アナリストは「値上げによって需要に影響が出ているかどうかが重要な問題だが、同社は引き続き、価格の非弾力性を示しており、消費者はプライベートブランドのコーラや飲料への代替シフトを望んでおらず、最近の値上げをほぼ受け入れている」と述べている。
株価は売り先行で始まったものの、動きが一巡すると買い戻しが出てプラスに転じている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:0.78ドル(予想:0.72ドル)
・売上高:119.7億ドル(予想:117.4億ドル)
・既存事業売上高:11%(予想:8.5%)
・ユニットケース販売数量:0%
・EBITDA(調整後):43.5億ドル(予想:40.0億ドル)
(通期見通し)
・既存事業売上高:8~9%(従来:7~8%)(予想:8.4%)
・1株利益:5~6%
(NY時間12:59)
コカ・コーラ<KO> 62.83(+0.58 +0.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美