【材料】プログリット---3Qは2ケタ増収増益、英語コーチングサービス・サブスクリプション型英語学習サービスともに順調に成長
プログリット <日足> 「株探」多機能チャートより
プログリット<9560>は13日、2023年8月期第3四半期(22年9月-23年5月)決算を発表した。売上高が前年同期比29.4%増の21.30億円、営業利益が同84.3%増の4.38億円、経常利益が同83.6%増の4.33億円、四半期純利益が同83.8%増の2.96億円となった。
同社は、英語コーチングサービス「プログリット」において、集中学習によって飛躍的に英語力を向上させるために、顧客ごとにカスタマイズしたカリキュラムの設計、英語学習を継続させる習慣を身につけるためのコンサルタントによるサポート、という主に2つの特徴において、継続的な品質向上と改善に取り組んでいる。
当第3四半期累計期間においては、2022年9月29日に東京証券取引所グロース市場への上場後積極的に取り組んだメディア対応等を通じた知名度向上により、特に個人顧客の予約数・契約数は増加傾向にある。また、サブスクリプション型の英語学習サービスである「シャドテン」はYouTuberとのタイアップ動画等の効果的なプロモーションによる申込数の増加、学習コンテンツの拡充やアプリの顧客体験改善等による平均継続期間の増加等により、有料課金ユーザーは増加の一途を辿っており同社の収益基盤として順調に成長している。
2023年8月期通期については、売上高が前期比28.7%増の29.00億円、営業利益が同41.1%増の4.60億円、経常利益が同40.2%増の4.50億円、当期純利益が同60.4%増の3.00億円とする4月14日に上方修正した業績予想を据え置いている。同社は、第4四半期に1億円を超える追加投資を実施したとしても十分に通期業績予想の利益達成が可能な見通しだと決算発表において説明している。また、追加投資については来期の成長に向けた採用費・新校舎開設費用に加え、マーケティング活動に充当していくとしている。
《SI》
提供:フィスコ