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【材料】エネルギー大手2社の第2四半期決算は厳しいと指摘も=米国株個別

 アナリストが、エクソンモービル<XOM>とシェブロン<CVX>の第2四半期決算は厳しいものになりそうだと指摘している。LNG、ガス、精製におけるマクロ的な逆風が両銘柄の第2四半期に影響したはずだという。

 エクソンモービルが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によると、LNGと世界の天然ガス価格の低迷、および精製品のマージン低下により、1株利益はコンセンサス予想を約9%下回るとしている。また、米西海岸の石油精製のマージンはメキシコ湾岸よりも持ちこたえていると予想しているが、それでも1株利益は予想コンセンサスを約6%下回っていることを表明した。

 同アナリストは「同社のコメントや投資家からの疑問は、ガスとLNGへのエクスポージャー、精製品のマージンの見通し、潜在的なインフレ鈍化に集中すると予想される」と述べた。

 一方、油田サービスのベーカー・ヒューズ<BHI>(買い)、ハリバートン<HAL>(買い)、シュルンベルジェ<SLB>(買い)の3社は予想を上回り、第2四半期も勢いが続いた予想している。

(NY時間09:40)
エクソンモービル<XOM> 100.52(-0.42 -0.42%)
シェブロン<CVX> 152.93(-0.65 -0.42%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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