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【市況】アジア株 総じて上昇、香港株は反発

東京時間18:01現在
香港ハンセン指数   18479.72(+114.02 +0.62%)
中国上海総合指数  3203.70(+7.09 +0.22%)
台湾加権指数     16652.80(-11.41 -0.07%)
韓国総合株価指数  2520.70(-6.01 -0.24%)
豪ASX200指数    7004.03(-38.24 -0.54%)
インドSENSEX30種  65469.98(+189.53 +0.29%)

 10日のアジア株は総じて上昇。中国当局がアリババ・グループのアント・グループへ罰金処分を科すと報じられて、当局によるハイテク企業への締め付けが終了に向かうとの見方が広がり、香港株や上海株には支援材料となった。ただ、6月の中国消費者物価指数や生産者物価指数が市場予想を下回り、上値を抑える要因となった。
   
 上海総合指数は小反発。太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反発。食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジースポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが買われる一方で、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、不動産会社の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。金採掘会社のニュークレスト・マイニング、産金会社のノーザンスター・リソーシズが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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