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【市況】東京株式(前引け)=前日比154円安、朝安後下げ渋る展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前日比154円14銭安の3万2618円88銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億5782万株、売買代金は1兆8786億円。値上がり銘柄数は696、値下がり銘柄数は1048、変わらずは91銘柄だった。

 日経平均株価は朝安後、下げ渋る展開。米6月ADP雇用統計が強い結果となり、米金融引き締めの長期化観測が強まったことを背景に前日のNYダウは366ドル安と下落した。この米株安を受け、東京市場も軟調にスタート。日経平均株価は朝方に一時400円を超える下落となる場面があった。ただ、日経平均株価の3万2500円を下回る水準では値頃感からの買いも流入し、先物を中心に値を戻した。前日にストップ安と急落したソシオネクスト<6526>が上昇に転じたことも安心感を呼んだ。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やソフトバンクグループ<9984>、ダイキン工業<6367>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱商事<8058>も軟調。エーザイ<4523>が売られた。半面、東京エレクトロン<8035>やファーストリテイリング<9983>が高く、川崎汽船<9107>や任天堂<7974>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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