【通貨】東京為替:ドル・円は伸び悩み、一時145円台に浮上
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
30日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日米金利差を意識したドル高・円安で水準を切り上げ、一時145円台に浮上した。その後は日本政府の円安けん制で一段の円売りは抑制され、ドルは144円後半に失速。ただ、上昇圧力は変わらず、午後の値動きが注目される。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円68銭から145円06銭、ユーロ・円は157円22銭から157円58銭、ユーロ・ドルは1.0860ドルから1.0875ドル。
【経済指標】
・日・6月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+3.4%、5月:+3.1%)
・日・5月有効求人倍率:1.31倍(予想:1.32倍、4月:1.32倍)
・日・5月失業率:2.6%(予想:2.6%、4月:2.6%)
・日・5月鉱工業生産:前月比-1.6%(予想:-1.0%、4月:+0.7%)
・中・6月製造業PMI:49.0(予想:49.0、5月:48.8)
・中・6月非製造業PMI:53.25(予想:53.5、5月:54.5)
【要人発言】
・鈴木財務相
「為替、急速で一方的な動きもみられる」
「為替市場に高い緊張感をもって注視」
《TY》
提供:フィスコ