ソシオネクス <日足> 「株探」多機能チャートより
ソシオネクスト<
6526>の上げ足が止まらない。連日の上場来高値更新できょうは一時1500円高の2万8330円まで駆け上がる場面があった。このほかやや上値が重くなっているもののアドバンテスト<
6857>が続伸、ディスコ<
6146>は最高値を更新するなど、GPU向けで需要獲得が見込まれる大手半導体製造装置メーカーへの買いが継続している。米国では生成AI市場の拡大で恩恵を受けるエヌビディア<
NVDA>の株価上昇が際立っているが、市場関係者によると「東京市場でもAI用半導体特需が見込まれる銘柄に海外投資家とみられる大口の資金流入が継続している」(ネット証券アナリスト)という。一方、岸田政権も国産半導体の育成に本腰を入れている。今週18日には、西村経済産業相が日の丸半導体新会社ラピダスへの追加支援を検討することを表明、TSMC熊本工場に匹敵する補助金の支援規模となるなか、最先端半導体の量産で商機が高まる銘柄群に熱い視線が注がれている。
出所:
MINKABU PRESS