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【市況】株価指数先物【昼】 海外勢の資金流入は限られるも、売り一巡後は押し目狙いの買い意欲が強い


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万3660円(+0.02%)前後で推移。寄り付きは3万3780円とシカゴ日経平均先物(3万3675円)を上回り、買いが先行した。寄り付き直後に付けた3万3810円を高値に利益確定が優勢となり、現物の寄り付き後ほどなくして下げに転じると、一時3万3440円まで売られる場面も見られた。しかし、売り一巡後は押し目狙いの買いが意識されるなか、買い戻しが入りプラス圏を回復した。

 日経225先物は、ナイトセッションで3万3950円まで買われた流れもあり、ショートカバーから買い先行で始まった。その後は週明けの米国市場が休場で海外勢の資金流入が限られるなか、利益確定の売りが優勢となった。また、短期的にショートを仕掛ける動きもあったとみられる。しかし、積極的に下を売り込む勢いはなく、売り一巡後は買い戻しも入りプラスに転じた。なお、NT倍率は先物中心限月で14.62倍に低下した。アドバンテスト <6857> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]の下げが日経平均型の重荷となっているが、売り一巡後は下げ渋る動きを見せており、NTショートにも傾きづらいだろう。

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