【材料】クローガーが決算受け下落 1株利益は予想上回るも物足りず=米国株個別
スーパーマーケットのクローガー<KR>が取引開始前に第1四半期の決算を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。しかし、株価は冴えない反応を示している。
1株利益は予想を上回ったものの、パンデミック後に見られた予想からの上回り方からは、物足りなく感じているようだ。通期の1株利益の見通しも据え置いており、今回の予想を上回る結果を反映させてない。また、売上高が予想を下回ったことも嫌気されている模様。
同社は声明で「インフレと経済の不確実性の影響をより多くの消費者が感じている。そのため、成長に陰りが出てきている」と述べた。
アナリストは「決算に問題はないが、投資家はもっと上向く内容を見るのに慣れてしまった」と述べている。
(第1四半期 5月20日締め)
・既存店売上高:3.5%(予想:3.4%)
・1株利益(調整後):1.51ドル(予想:1.45ドル)
・売上高:451.7億ドル(予想:453億ドル)
・粗利益率(調整後):22.3%(予想:21.9%)
(通期見通し)
・既存店売上高:1.0~2.0%(予想:2.0%)
・1株利益(調整後):4.45~4.60ドル(予想:4.50ドル)
・FCF(調整後):25~27億ドル(従来:23~25億ドル)
(NY時間09:36)
クローガー<KR> 45.38(-1.84 -3.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
1株利益は予想を上回ったものの、パンデミック後に見られた予想からの上回り方からは、物足りなく感じているようだ。通期の1株利益の見通しも据え置いており、今回の予想を上回る結果を反映させてない。また、売上高が予想を下回ったことも嫌気されている模様。
同社は声明で「インフレと経済の不確実性の影響をより多くの消費者が感じている。そのため、成長に陰りが出てきている」と述べた。
アナリストは「決算に問題はないが、投資家はもっと上向く内容を見るのに慣れてしまった」と述べている。
(第1四半期 5月20日締め)
・既存店売上高:3.5%(予想:3.4%)
・1株利益(調整後):1.51ドル(予想:1.45ドル)
・売上高:451.7億ドル(予想:453億ドル)
・粗利益率(調整後):22.3%(予想:21.9%)
(通期見通し)
・既存店売上高:1.0~2.0%(予想:2.0%)
・1株利益(調整後):4.45~4.60ドル(予想:4.50ドル)
・FCF(調整後):25~27億ドル(従来:23~25億ドル)
(NY時間09:36)
クローガー<KR> 45.38(-1.84 -3.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美