【市況】ＦＯＭＣ結果まとめ　あと２回の利上げの可能性を示唆

ＦＯＭＣ経済見通し　２３年のインフレ見通しは上方修正　失業率の見通しは下方修正

ＦＯＭＣ経済見通し（）は３月時点　
＊実質ＧＤＰ　
23年　1.0％（0.4％）
24年　1.1％（1.2％）
25年　1.8％（1.9％）
長期　1.8％（1.8％）

＊失業率　
23年　4.1％（4.5％）
24年　4.5％（4.6％）
25年　4.5％（4.6％）
長期　4.0％（4.0％）

＊ＰＣＥ　　　
23年　3.2％（3.3％）
24年　2.5％（2.5％）
25年　2.1％（2.1％）
長期　2.0％（2.0％）

＊ＰＣＥコア　
23年　3.9％（3.6％）
24年　2.6％（2.6％）
25年　2.2％（2.1％）

ＦＯＭＣ委員の金利見通し　あと２回の利上げを示唆
ＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）
2023年末
5.125％　2人
5.375％　4人
5.625％　9人
5.875％　2人
6.125％　1人
中央値は5.625％　

2024年末
3.625％　1人
4.125％　1人
4.375％　6人
4.625％　2人
4.875％　2人
5.125％　3人
中央値は4.625％　


ＦＯＭＣ声明　追加引き締めの度合いは経済次第
・追加引き締めの度合いは経済次第。
・金利据え置きは追加データの精査を可能にする。
・投票は全会一致。
・インフレリスクに高度な警戒。
・累積の引き締めはタイムラグを考慮。
・経済活動は緩やかなペースで拡大。
・雇用増加は堅調。失業率は低いまま。
・銀行システムは健全で弾力的。
・信用収縮が経済活動の重荷に。

出所：MINKABU PRESS