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【市況】株価指数先物【昼】 買い一巡後は+2σ水準まで上げ幅を縮め、過熱を冷ましながら強いトレンドを継続


 日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の3万3230円(+0.60%)前後で推移。寄り付きは3万3390円と、シカゴ日経平均先物(3万3415円)にサヤ寄せする格好から買いが先行した。直後に付けた3万3430円を高値に利益確定が優勢となり、中盤には一時3万3150円まで上げ幅を縮めた。利食い一巡後に3万3340円まで買い戻され、終盤にかけて3万3250円を挟んだ保ち合いを継続。

 日経225先物は、ナイトセッションで節目の3万3500円を回復したこともあり、買い一巡後は目先筋の利益確定が出ているようだ。東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が上げ一服となったことも利食いを誘っている。ただし、ファーストリテイリング <9983> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]が本日も強い値動きで推移していることもあり、利食いに押される局面では押し目待ち狙いのロングが入りやすいほか、ショートカバーの動きも意識される。日経225先物は3万3250円処に位置するボリンジャーバンドの+2σ水準での攻防となり、過熱を冷ましながら強いトレンドを継続。+2σ水準での底堅さが見られるようだと、引けにかけてショートカバーが強まりそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で14.57倍に低下した。一時14.62倍まで上昇した後は、ややNTロングの巻き戻しに向かわせている。

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