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【市況】株価指数先物【昼】 節目の3万3000円に接近、目先達成感からのショートは避けたい


 日経225先物は11時30分時点、前日比450円高の3万2870円(+1.38%)前後で推移。寄り付きは3万2640円とシカゴ日経平均先物(3万2675円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行した。直後に付けた3万2590円を安値に切り返し、3万2620円~3万2750円処で保ち合ったが、前場半ばにこのレンジを上放れ、終盤にかけて3万2940円まで上げ幅を広げた。

 日経225先物は、7日につけた3万2660円辺りで売り買いが交錯する場面も見られたが、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]の強い動きが日経平均株価を押し上げるなか、ショートカバーが強まったようだ。節目の3万3000円接近で、いったん利益確定が入りやすいが、一段とショートカバーが強まる可能性もあり、目先的な達成感からのショートは避けたい。

 なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.57倍に上昇した。6日に付けた14.56倍を上回り、昨年8月高値の14.58倍に接近。ボリンジャーバンドの+1σを上回っての推移を見せた。

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