【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、一時3万3000円台に迫る場面も
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株中心に上値追い基調が続いたことを受け日経平均が上昇して始まったが、寄り後に先物主導で買いの勢いが強まった。日経平均は一時560円あまりの急伸をみせ3万3000円大台にあと一歩という水準まで上値を伸ばす場面があった。業種別では半導体関連や自動車株など輸出セクターへの買いが目立つ。日本時間今晩に5月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えるが、買い手控えムードにつながらず、旺盛な物色意欲が全体相場に反映されている。
個別ではレーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連の主力株が軒並み高、三菱商事<8058>、ファーストリテイリング<9983>なども上値を追った。ベステラ<1433>、アクシージア<4936>が急騰、HEROZ<4382>、ニーズウェル<3992>なども値を飛ばしている。半面、エーザイ<4523>が売りに押され、資生堂<4911>も冴えない。MonotaRO<3064>も値を下げた。アセンテック<3565>が急落、グッドコムアセット<3475>も大幅安となった。
出所:MINKABU PRESS