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【特集】「サイバーセキュリティ」が15位にランク、ランサムウェア被害が相次ぎ関心高まる<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が15位となっている。

 エーザイ<4523>は6日、グループの一部サーバーが暗号化されるランサムウェア被害が発生したと発表。全社対策本部を設置し、外部専門家の助言を受けながら、影響の範囲などの調査と復旧への対応を進めているという。また、同日にはエムケイシステム<3910>も自社のサーバーがランサムウェアによる第三者からの不正アクセスを受けたと発表しているほか、この日はコクヨ<7984>が5~6日にランサムウェアによる外部攻撃を受けたことを明らかにしている。

 ランサムウェアはマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種で、暗号化することでファイルを利用不可能な状態にしたうえで、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求するもの。情報処理推進機構(IPA)が1月に公表した「情報セキュリティ10大脅威 2023」では、22年に発生した数多くの情報セキュリティー事案から社会的な影響の大きかった脅威として「ランサムウェアによる被害」が3年連続で「組織」向けで1位となっている。

 巧妙な手段によるサイバー攻撃が後を絶たないなか、対策の重要性が改めて認識されており、サイバーセキュリティーを手掛ける企業への関心が高まっている。主な銘柄としてはデジタルアーツ<2326>、ソリトンシステムズ<3040>、FFRIセキュリティ<3692>、網屋<4258>、サイバーセキュリティクラウド<4493>、テリロジーホールディングス<5133>など。また、セキュアヴェイル<3042>は6月1日から病院向けランサムウェア攻撃の検知サービス「NetStare for Medicalシリーズ」の提供を開始している。

出所:MINKABU PRESS

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