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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 巴工業、アイル、楽天地 (7日大引け後 発表分)

巴工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

 6月7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 巴工業 <6309> [東証P]  ★今期経常を一転5%増益・最高益に上方修正、配当も24円増額
 ◆23年10月期の連結経常利益を従来予想の29.7億円→36億円に21.2%上方修正。従来の13.2%減益予想から一転して5.2%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。化学工業製品販売事業で機能材関連を中心に販売が想定以上に伸びることが収益を押し上げる。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の56円→80円(前期は53円)に大幅増額修正した。

 アイル <3854> [東証P]  ★8-4月期(3Q累計)経常が70%増益で着地
 ◆23年7月期第3四半期累計(22年8月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比70.4%増の26.5億円に拡大して着地。DXニーズを捉えた好調な受注やプロジェクトの安定進捗によって、システムソリューション事業の収益が大きく伸びたことが寄与。半導体不足によるサーバー機器納期遅延の影響が解消したこともプラスに働いた。
  通期計画の31.2億円に対する進捗率は85.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 楽天地 <8842> [東証P]  ★2-4月期(1Q)経常は43%増益で着地
 ◆24年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比42.8%増の4億円に拡大して着地。「名探偵コナン 黒鉄の魚影」「THE FIRST SLAM DUNK」などヒット作品が相次ぎ、映画興行事業が大幅増収を達成したことが寄与。
  上期計画の6億円に対する進捗率は67.3%に達しており、業績上振れが期待される。

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