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【材料】モンゴDBが決算受け大幅高 通期の見通しを上方修正=米国株個別

 データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB<MDB>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回ったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。第2四半期も予想を上回る見通しを示した。

 イッティチェリアCEOは声明で「アトラスの売上高が40%伸び、2年以上に渡って最も多くの新規顧客を純増させた。第1四半期は力強い業績でスタートすることができた」と述べた。

 アナリストは今回の見通しについて、「GenAIの追い風を受け、事業の消費動向がより早く回復することを示唆する可能性がある」と述べている。また、「同社は厳しいマクロ環境下でも良く取り組んでおり、AIによる追い風が吹いている。厳しい環境下での予想を上回る業績は魅力的な価値提案を明確に示している」と述べた。

(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.56ドル(予想:0.18ドル)
・売上高:3.68億ドル(予想:3.46億ドル)
  サブスク:3.55億ドル

(5-7月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.43~0.46ドル(予想:0.15ドル)
・売上高:3.88~3.92億ドル(予想:3.61億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.42~1.56ドル(従来:0.96~1.10ドル)(予想:1.03ドル)
・売上高:15.2~15.4億ドル(従来:14.8~15.1億ドル)(予想:15.1億ドル)

(NY時間10:17)
モンゴDB<MDB> 389.86(+95.90 +32.62%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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