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【材料】センチネルワンが決算受け大幅安 ARRが予想を下回ったほか、通期売上高見通しを下方修正=米国株個別

 セキュリティのセンチネルワン<S>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想ほど膨らまなかったものの、売上高は予想を下回った。年ベース経常収益(ARR)も予想を下回っている。ガイダンスでは通期の売上高見通しを下方修正したほか、第2四半期の売上高見通しは予想を下回った。

 「マクロ的な圧力が同社の案件規模、販売サイクル、パイプラインに引き続き影響を与えている」と同社は株主宛の書簡で述べた。「全く新しいものではないが、これらの要因による影響は第1四半期により顕著に出た」としている。

(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.15ドル(予想:-0.17ドル)
・売上高:1.33億ドル(予想:1.35億ドル)
・粗利益率(調整後):75%(予想:73%)
・年ベース経常収益(ARR):5.64億ドル(予想:5.96億ドル)
・売上維持率:125%(予想:128.5%)

(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1.41億ドル(予想:1.50億ドル)
・粗利益率(調整後):74.5%(予想:73.5%)
・営業利益率(調整後):-36%(予想:-31%)

(通期見通し)
・売上高:5.90~6.00億ドル(従来:6.31~6.40億ドル)(予想:6.36億ドル)
・粗利益率(調整後):74~75%(従来:73.5~74.5%)(予想:73.9%)
・営業利益率(調整後):-25~-29%(予想:-27.2%)

(NY時間09:54)
センチネルワン<S> 13.50(-7.22 -34.85%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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