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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 市場参加者が限られるなか、短期筋のショートに振らされる


 日経225先物は11時30分時点、前日比180円安の3万1120円(-0.57%)前後で推移。寄り付きは3万1270円と、小幅ながら売り先行で始まった。現物の寄り付き時には3万1190円まで売られたが押し目待ち狙いの買い意欲は強く、その後リバウンド基調が強まり3万1390円とナイトセッションで付けた高値3万1380円を上回る場面も見られた。だが、買い一巡後は再び売り直され、終盤にかけて3万1060円まで下落幅を広げた。

 日経225先物は現物の寄り付き直後にロングが強まり、ショートカバーを誘う流れを見せたものの、市場参加者が限られるなかで短期筋のショートに振らされる格好となった。現物ではソフトバンクグループ <9984> [東証P]が前日急伸の反動により4%を超える下落となり、日経平均株価の重荷となったことも、ショートを仕掛けやすくさせたようだ。一方で、アドバンテスト <6857> [東証P]が朝安後に切り返しを見せているため、次第に買い戻しも意識されてこよう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.49倍に上昇した。14.50倍を挟んだ高値圏でこう着しており、NTロングのスタンスは継続である。

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