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【材料】アップスタートが決算受け大幅高 第2四半期のEBITDAは損益均衡への改善見込む=米国株個別

 人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの予想以下だったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。経常収益は予想を若干上回っている。第2四半期のガイダンスも公表し、経常収益の見通しが予想を上回っているほか、EBITDAは損益均衡を見込んでいる。

 アナリストは「同社の第2四半期のガイダンスは、事前予想を若干上回り、損益均衡への改善を見込んでいる。同社は機関投資家から今後12カ月間で約20億ドルの新規資金を確保しているが、これにより案件も増えるはずだ」と指摘した。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.47ドル(予想:-0.82ドル)
・経常収益:1.03億ドル(予想:1.00億ドル)
・EBITDA(調整後):-3110万ドル(予想:-4530万ドル)
・EBITDAマージン:-30%(予想:-46.2%)

(4-6月・第2四半期見通し)
・経常収益:約1.35億ドル(予想:1.29億ドル)
・EBITDA(調整後):約0ドル(予想:-1180万ドル)

(NY時間09:42)
アップスタート<UPST> 18.80(+4.71 +33.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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