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【材料】スカイワークスが決算受け下落 アンドロイドのエコシステムからの逆風が続く=米国株個別

 ワイヤレス半導体のスカイワークス・ソリューションズ<SWKS>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、第3四半期は予想を下回る冴えない見通しを示した。アンドロイドのエコシステムからの逆風が続いていることを示し、利益率の見通しを悪化させ、それ以外の点でも決算に影を落とした。

 アナリストは、アンドロイドのエコシステムが最近の低迷から完全に復活していないことにマクロ環境の減速が加わっていると指摘している。同社株には引き続き長期的なストーリーを見るが、目先の上昇幅は限定的だとも述べた。

(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.02ドル(予想:2.03ドル)
・売上高:11.5億ドル(予想:11.5億ドル)
・粗利益率(調整後):50.0%(予想:50.3%)

(4-6月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.67ドル(予想:2.10ドル)
・売上高:10.5~10.9億ドル(予想:11.6億ドル)

(NY時間09:50)
スカイワークス<SWKS> 99.90(-5.34 -5.07%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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