【材料】パランティアが大幅高 黒字見通しをさらに上方修正 アナリストからは慎重な意見も=米国株個別
情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を若干上回った。ガイダンスでは通期の売上高見通しを若干上方修正したほか、初の通期での営業利益の黒字見通しをさらに上方修正している。同社の人工知能(AI)関連製品への需要は前例がないものだと説明した。
同社のカープCEOは、「ソフトウエアの展開を巡り複数のパートナー候補と数百回もの協議を重ねており、現在はプラットフォームへのアクセスに関する条件や価格について交渉している」と述べた。
ただ、アナリストからは慎重な意見も聞かれ、第1四半期については概ね肯定的な見方を示しつつも、同社にはまだ多くの未解決問題があり、株価の重荷になりかねないと指摘している。「同社はAIという約束の塔を築いているように見えるが、その基盤はまだ揺らいでいるように感じる。根本的な指標を掘り下げると、もっと複雑な絵が描かれている」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.04ドル)
・売上高:5.25億ドル(予想:5.06億ドル)
・営業利益(調整後):1.25億ドル(予想:0.95億ドル)
・営業利益率(調整後):24.0%(予想:18.6%)
・EBITDA(調整後):1.31億ドル(予想:0.99億ドル)
・FCF(調整後):1.89億ドル
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:5.28~5.32億ドル(予想:5.38億ドル)
・営業利益(調整後):1.18~1.22億ドル(予想:1.19億ドル)
(通期見通し)
・売上高:21.9~22.4億ドル(従来:21.8~22.3億ドル)(予想:22.0億ドル)
・営業利益(調整後):5.06~5.56億ドル(従来:4.81~5.31億ドル)(予想:4.96億ドル)
(NY時間09:39)
パランティア<PLTR> 8.84(+1.10 +14.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のカープCEOは、「ソフトウエアの展開を巡り複数のパートナー候補と数百回もの協議を重ねており、現在はプラットフォームへのアクセスに関する条件や価格について交渉している」と述べた。
ただ、アナリストからは慎重な意見も聞かれ、第1四半期については概ね肯定的な見方を示しつつも、同社にはまだ多くの未解決問題があり、株価の重荷になりかねないと指摘している。「同社はAIという約束の塔を築いているように見えるが、その基盤はまだ揺らいでいるように感じる。根本的な指標を掘り下げると、もっと複雑な絵が描かれている」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.04ドル)
・売上高:5.25億ドル(予想:5.06億ドル)
・営業利益(調整後):1.25億ドル(予想:0.95億ドル)
・営業利益率(調整後):24.0%(予想:18.6%)
・EBITDA(調整後):1.31億ドル(予想:0.99億ドル)
・FCF(調整後):1.89億ドル
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:5.28~5.32億ドル(予想:5.38億ドル)
・営業利益(調整後):1.18~1.22億ドル(予想:1.19億ドル)
(通期見通し)
・売上高:21.9~22.4億ドル(従来:21.8~22.3億ドル)(予想:22.0億ドル)
・営業利益(調整後):5.06~5.56億ドル(従来:4.81~5.31億ドル)(予想:4.96億ドル)
(NY時間09:39)
パランティア<PLTR> 8.84(+1.10 +14.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美