【市況】日経平均は193円高、寄り後はもみ合い
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均は193円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=136円30銭台と、先週末4月28日15時頃と比べ1円40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、日経平均が年初来高値圏にあり、利益確定売りが出やすかった。また、大型連休中の3日に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見、4日に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見などの金融イベントが予定されており、また、5日には4月の米雇用統計が発表されるなど重要経済指標の発表も相次ぐことから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ