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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):GSユアサ、モノタロウ、日ガス

GSユアサ <日足> 「株探」多機能チャートより
■GSユアサ <6674>  2,378円  +168 円 (+7.6%)  本日終値
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>は反発。同社はこの日、ホンダ<7267>と共同で取り組んでいるリチウムイオン電池の研究開発について、経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」として認定され、最大1587億円の助成金を受けると発表した。GSユアサとホンダが出資するリチウムイオン電池の合弁会社ブルーエナジーも参画して製造技術の開発や量産投資を行い、2027年4月の生産ライン稼働、同年10月の本格量産開始を目指す。この電池開発・量産に向け、GSユアサとホンダが4000億円規模の投資を行う方針にあることが足もと複数のメディアで報じられている。今後の業容拡大への期待から、この日のGSユアサ株には買いが流入した。

■MonotaRO <3064>  2,048円  +143 円 (+7.5%)  本日終値
 MonotaRO<3064>が大幅続伸し年初来高値を更新した。同社は27日取引終了後、23年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比20.5%増の80億3000万円で、上半期計画の148億9900万円に対する進捗率が53.9%となったことが買い安心感につながったようだ。売上高は同13.6%増の620億1400万円で着地。事業者向けネット通販事業が注文単価・注文頻度の増加により成長したほか、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売も順調に拡大した。なお、上半期及び通期の業績予想については従来計画を据え置いている。

■日本瓦斯 <8174>  1,914円  +129 円 (+7.2%)  本日終値
 27日に決算を発表。「今期経常は21%増で2期連続最高益、10円増配へ」が好感された。
 日本瓦斯 <8174> [東証P] が4月27日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比19.1%増の154億円になり、24年3月期も前期比21.4%増の187億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収になる。
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■マネックスグループ <8698>  512円  +33 円 (+6.9%)  本日終値
 27日に決算を発表。「前期最終は74%減益で着地・1-3月期(4Q)最終は2.6倍増益、今期業績は非開示」が好感された。
 マネックスグループ <8698> [東証P] が4月27日大引け後(15:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益は前の期比73.9%減の33.9億円に大きく落ち込んだ。なお、24年3月期の業績見通しは開示しなかった。
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■相鉄ホールディングス <9003>  2,584円  +162 円 (+6.7%)  本日終値
 27日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は33%増益、5円増配へ」が好感された。
 相鉄ホールディングス <9003> [東証P] が4月27日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比3.9倍の127億円に伸び、従来予想の98億円を上回って着地。24年3月期も前期比32.7%増の169億円に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒相鉄ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■SBテクノロジー <4726>  2,313円  +142 円 (+6.5%)  本日終値
 27日に決算を発表。「今期経常は15%増で5期連続最高益、前期配当を10円増額・今期も60円継続へ」が好感された。
 SBテクノロジー <4726> [東証P] が4月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比7.1%増の54.9億円になり、24年3月期も前期比15.5%増の63.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を50円→60円(前の期は50円)に増額し、今期も60円を継続する方針とした。
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■北国FHD <7381>  4,735円  +280 円 (+6.3%)  本日終値
 北國フィナンシャルホールディングス<7381>が後場に急伸。一時8%を超す上げとなった。子会社の北國銀行の取引先であるユニゾホールディングス(東京都港区)が民事再生手続きの申し立てを行ったことに伴い、ユニゾHDに対する債権額などについて取り立て不能または遅延のおそれが発生したと27日の取引時間中に発表した。4月28日に予定していた決算発表も延期したが、この日の取引時間中に北国FHDは取得総数250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.04%)、取得総額90億円を上限とする自社株買いを発表した。これがショートカバーを誘発する格好となり、株高に弾みがついたようだ。取得期間は5月10日から2024年3月29日。あわせて、消却前発行済み株式総数の6.31%に相当する170万株を5月9日に消却する予定。

■野村総合研究所 <4307>  3,420円  +185 円 (+5.7%)  本日終値
 27日に決算を発表。「今期最終は2%増で3期連続最高益、3円増配へ」が好感された。
 野村総合研究所 <4307> [東証P] が4月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期の連結最終利益は前の期比6.8%増の763億円になり、24年3月期も前期比2.2%増の780億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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 同時に発表した「3.38%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の3.38%にあたる2000万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月17日から11月30日まで。

■Gセキュリ <4417>  4,965円  +260 円 (+5.5%)  本日終値
 27日に決算を発表。「今期経常は47%増で6期連続最高益、前期配当を1円増額」が好感された。
 グローバルセキュリティエキスパート <4417> [東証G] が4月27日大引け後(16:30)に決算を発表。23年3月期の経常利益(非連結)は前の期比78.0%増の7.3億円に伸び、24年3月期も前期比47.1%増の10.8億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、5期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を13円→14円(前の期は1→2の株式分割前で15円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。
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■ストライク <6196>  3,625円  +185 円 (+5.4%)  本日終値
 27日に決算を発表。「1-3月期(2Q)経常は34%増益」が好感された。
 ストライク <6196> [東証P] が4月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1%増の20.3億円となったが、通期計画の54.5億円に対する進捗率は37.3%にとどまり、前年同期の47.2%も下回った。
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