【材料】大麻株の上昇が目立つ SAFEバンキング法案が下院で再提案=米国株個別
きょうはティルレイ・ブランズ<TLRY>やキャノピー・グロース<CGC>、クロノス<CRON>など大麻株の上昇が目立っている。大麻企業に金融システムを開放するためのSAFEバンキング法案が下院で再提案されたことが材料視されている。
同法案はこれまで7回下院で可決されているが、上院の承認には至っていない。アナリストや議員たちからは、最新版が初めて上院での採決に持ち込まれる可能性がるとの声も出ている。しかし、一部のアナリストは、上院共和党のマコネル院内総務や他の共和党議員からの過去の反対を理由に、実際に法案が成立する可能性は10%から15%しかないと見ている。
とはいえ、議員たちが前日の遅くに法案を再提出したことは大麻株を刺激している模様。「同法案の基本版が下院を通過するだけでも、連邦大麻改革の注目すべき1歩となり、後に続く他の改革法案のドミノ効果の舞台となる」との声も出ている。アナリストからは、成立する可能性は低いものの、下院を通過する可能性は高いと思うとの声も出ている。
「米国の大麻のファンダメンタルズについて議論することはできるが、マルチプルの落ち込みの大きな要因となっているのは、ピンクシートに上場しているために機関投資家の資本にアクセスできないこと、さらには大麻が連邦法では違法であり、投資家がマネーロンダリングで訴追を受ける恐れがあることだ。今年こそこれがようやく変わるかもしれない」との指摘も聞かれた。
(NY時間13:30)
ティルレイ・ブランズ<TLRY> 2.37(+0.19 +8.72%)
キャノピー・グロース<CGC> 1.30(+0.03 +2.37%)
クロノス<CRON> 1.84(+0.11 +6.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同法案はこれまで7回下院で可決されているが、上院の承認には至っていない。アナリストや議員たちからは、最新版が初めて上院での採決に持ち込まれる可能性がるとの声も出ている。しかし、一部のアナリストは、上院共和党のマコネル院内総務や他の共和党議員からの過去の反対を理由に、実際に法案が成立する可能性は10%から15%しかないと見ている。
とはいえ、議員たちが前日の遅くに法案を再提出したことは大麻株を刺激している模様。「同法案の基本版が下院を通過するだけでも、連邦大麻改革の注目すべき1歩となり、後に続く他の改革法案のドミノ効果の舞台となる」との声も出ている。アナリストからは、成立する可能性は低いものの、下院を通過する可能性は高いと思うとの声も出ている。
「米国の大麻のファンダメンタルズについて議論することはできるが、マルチプルの落ち込みの大きな要因となっているのは、ピンクシートに上場しているために機関投資家の資本にアクセスできないこと、さらには大麻が連邦法では違法であり、投資家がマネーロンダリングで訴追を受ける恐れがあることだ。今年こそこれがようやく変わるかもしれない」との指摘も聞かれた。
(NY時間13:30)
ティルレイ・ブランズ<TLRY> 2.37(+0.19 +8.72%)
キャノピー・グロース<CGC> 1.30(+0.03 +2.37%)
クロノス<CRON> 1.84(+0.11 +6.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美