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【材料】ウルフスピードが決算受け大幅安 モホークバレー工場への指摘も=米国株個別

 半導体のウルフスピード<WOLF>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの、予想ほど膨らまず、売上高は予想を上回った。ただ、ガイダンスでは、第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、1株損益の赤字も予想以上に膨らむ見通しを示した。

 今回の決算を受けて目標株価を引き下げるアナリストも相次いだ。同社のモホークバレー工場の増強に課題を抱えている点も指摘されている。これは痛みを伴うリセットだが、同社にとって最後のリセットになることを願う。モホークバレー工場の立ち上げが遅れ、来年の見通しが引き下げられた点を指摘した。

 また、炭化ケイ素と同社のポジションについて、長期的に建設的な見方を続けるが、投資家や顧客との信頼関係を再構築する必要があるとも付け加えている。

(1-3月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.13ドル(予想:-0.15ドル)
・売上高:2.29億ドル(予想:2.20億ドル)
・粗利益率(調整後):32.0%(予想:33.1%)

(4-6月・第4四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.17~-0.23ドル(予想:-0.12ドル)
・売上高:2.12~2.32億ドル(予想:2.35億ドル)

(NY時間10:13)
ウルフスピード<WOLF> 48.91(-8.49 -14.79%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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