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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 4月23日版

週明け後の日経平均株価は下降を開始する公算
1. 一定の流れができている場面での一時的な調整の目安
 価格が一定の流れを作るためには、多くの市場参加者がそこへ向かうと考える根拠があり、積極的に行動したくなる状況が必要です。
 上昇、下降途中の一時的な反転は、十分に上げた、下げたという値幅を判断の目安として、もしかして下がるかも、上がるかもという誘惑と、利益確定の手仕舞いにより、価格が一時的に動くことで表れます。下値を支えられる、上値を抑えられると、その後の価格が下降する、上昇する根拠がないので、すぐに上値を切り上げる、下値を切り下げることになります。
 一定の流れができている途中に、価格が反転して、その動きが一時的な調整で終わるか否かを判断する基準は、値動きと日柄になります。
 その反転が調整で終わり、一定の流れが継続しているなら、調整中は反対方向への動きを示すサインが表れず、調整の日柄が長くなりません。積極的に仕掛けている側が不安になるような値動きが続かないわけです。
 筆者の考えている一定の流れが継続している目安になる動きは、「保ち合いの場合、5波のジグザグで終了して、それまでの流れの動きが表れること」、「勢いの強い上昇、下降途中の一時的な反転の場合、値動きでは反対方向へ上値、下値を切り下げる、切り上げる動きが表れないということ、日柄では1~5営業日の範囲内で調整を終了して、一定の流れへ戻ること」が挙げられます。
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