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【通貨】外為サマリー:リスクオン地合いのなか一時132円70銭まで上昇

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=132円53銭前後と20日の午後5時時点に比べて1円50銭弱のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円51銭前後と前日に比べて1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。イエレン米財務長官が金融不安の拡大を防ぐ姿勢を示したことなどから投資家のリスク回避姿勢が和らぐなか、一時132円63銭まで上伸した。

 ただ、22日(日本時間23日未明)に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから積極的には動きにくい面もあり、この日の東京市場では朝方に132円20銭台まで押される場面があった。とはいえ、日経平均株価の上げ幅が一時500円を超えるなどリスクオンの地合いは続いており、ドル円相場は午前9時30分過ぎに132円70銭まで上値を伸ばした。一方、リスク選好時に買われやすいユーロも強い動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0768ドル前後と20日の午後5時時点に比べて0.0110ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円71銭前後と同3円00銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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