【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＨＩＳ、パーク２４、Ｔ－ＢＡＳＥ　(3月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の3月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ＣＲＥ <3458>
　23年7月期の連結経常利益を従来予想の50億円→56.5億円(前期は91.8億円)に13.0％上方修正し、減益率が45.6％減→38.5％減に縮小する見通しとなった。

★No.3　ＨＩＳ <9603>
　23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常損益は38.2億円の赤字(前年同期は124億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.4　パーク２４ <4666>
　23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比6.6％増の39.8億円に伸びたが、11-4月期(上期)計画の95億円に対する進捗率は41.9％にとどまり、5年平均の68.7％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東Ｐ　　 +6.97 　　3/15　本決算　　　458.49
<3458> ＣＲＥ 　　　　東Ｐ　　 +2.97 　　3/15　　上期　　　-96.66
<9603> ＨＩＳ 　　　　東Ｐ　　 +1.04 　　3/15　　　1Q　　　　赤縮
<4666> パーク２４ 　　東Ｐ　　 +0.96 　　3/15　　　1Q　　　　6.56

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース