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【市況】【↓】日経平均 大引け| 6日ぶり反落、米株安を受け利益確定の売り優勢 (3月10日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  28385.29
高値  28424.24(09:09)
安値  28118.74(14:55)
大引け 28143.97(前日比 -479.18 、 -1.67% )

売買高  16億9375万株 (東証プライム概算)
売買代金  4兆1566億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は479円安と6日ぶり大幅反落、9割超の銘柄が下落
 2.前日の米国では銀行セクター中心に売られNYダウは543ドル安
 3.日経平均は利益確定売りが膨らみ2万8100円台まで売られる
 4.三菱UFJや三井住友FGなど大手銀行株を中心に売りが膨らむ
 5.大規模な自社株買いの実施を発表した大日本印刷が逆行高となる

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウはFRBの利上げ再加速への懸念から幅広い銘柄で売りが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価は大幅に6日ぶりに反落。前日の米株安を受け、利益確定売りが膨らんだ。

 前日の米株式市場では、NYダウが3日続落。銀行・金融サービス持ち株会社のSVBファイナンシャルグループ<SIVB>が急落するなか銀行株などを中心に大幅安となった。これを受けた東京市場も売り先行の展開。日経平均は前日まで5日続伸していたこともあり、利益確定売りも膨らんだ。正午前には、日銀金融政策決定会合で現状維持の結果が発表された。この発表を受け、日経平均の下落幅は一時縮小したが、買い一巡後は売り直され、結局プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安となった。今晩は米2月雇用統計の発表が予定されており、その結果が注目されるなか、いったん持ち高を縮小する動きも出ていた様子だ。

 個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が安く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が値を下げた。日本郵船<9101>が大幅安となり、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が値を下げた。リクルートホールディングス<6098>やオリエンタルランド<4661>、メルカリ<4385>も軟調だった。
 半面、大規模な自社株買いを発表した大日本印刷<7912>が逆行高となり、決算発表とともに増配や自社株買いを発表した積水ハウス<1928>が買われた。ブリヂストン<5108>や凸版印刷<7911>、味の素<2802>も値を上げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は凸版 <7911>、大日印 <7912>、積水ハウス <1928>、キヤノン <7751>、ブリヂストン <5108>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約9円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、セブン&アイ <3382>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約172円。

 東証33業種のうち上昇はゴム製品、パルプ・紙の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)食料品、(2)倉庫運輸関連、(3)建設業、(4)電気・ガス業、(5)その他製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)保険業、(4)証券商品先物、(5)小売業。

■個別材料株

△積水ハウス <1928> [東証P]
 増配・自社株買い・中期計画発表で買い呼び込む。
△北越コーポ <3865> [東証P]
 オアシスの保有割合が18%に上昇。
△ブルーミーム <4069> [東証G]
 14万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△伊勢化 <4107> [東証S]
 ウクライナ原発巡る報道でヨウ素需要の思惑。
△KeyH <4712> [東証S]
 上限20万株の自社株買いを実施へ。
△東邦金属 <5781> [東証S]
 核融合炉への対応技術に期待続く。
△TBグループ <6775> [東証S]
 JTBと基本契約締結。
△INC <7078> [東証G]
 衛星データを活用した地域課題解決支援サービスを提供開始。
△大日印 <7912> [東証P]
 上限15%の自社株買いと新中期計画の骨子を発表。
△菱洋エレク <8068> [東証P]
 今1月期最終益80%増の計画を好感。

▼ギグワークス <2375> [東証S]
 11月~1月期営業益84%減。
▼BTM <5247> [東証G]
 東証による信用規制を嫌気。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ワイエイシイ <6298>、(2)菱洋エレク <8068>、(3)凸版 <7911>、(4)中央倉 <9319>、(5)北越コーポ <3865>、(6)ダイセル <4202>、(7)ホソミクロン <6277>、(8)キッセイ <4547>、(9)大日印 <7912>、(10)日本トリム <6788>。
 値下がり率上位10傑は(1)ハブ <3030>、(2)鎌倉新書 <6184>、(3)C&Fロジ <9099>、(4)T-BASE <3415>、(5)セレス <3696>、(6)りそなHD <8308>、(7)千葉銀 <8331>、(8)琉球銀 <8399>、(9)栃木銀 <8550>、(10)フィルC <3267>。

【大引け】

 日経平均は前日比479.18円(1.67%)安の2万8143.97円。TOPIXは前日比39.51(1.91%)安の2031.58。出来高は概算で16億9375万株。東証プライムの値上がり銘柄数は125、値下がり銘柄数は1673となった。東証マザーズ指数は762.19ポイント(14.15ポイント安)。

[2023年3月10日]


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